いとなむ

「海が見えるカフェで作業したらPCが熱々に…」僕たち私たちの糸島生活自慢(後編)

こんにちは、「イトフェッショナル」ライターの山部です。
「僕たち私たちの糸島生活自慢」後編をお送りします!

真夏に外で作業したらPCが熱々に…

指方:毎日会社で働いてたときは本屋とかカフェ行ったりしかできなかったのが、自然と触れ合えるのは大きいなって。やっぱり公園とは違って圧倒的に大きいし、めっちゃ気分転換になる。あと、ランチの質が上がるよね。

山部:あー、確かに。東京にいたときよりランチの質が上がった。東京では会社の近くにお店が少なくて、時間も1時間とかだから、近場にしか行けなかったけど。

大野:車でお店にすぐ行けるのは本当に便利。関東だったら渋滞とか、駐車場問題とかで車を持たない方が楽だった。

太田:僕ランチとかで、開けてる店に行くのが好きで。たとえば、グローウェルカフェとか、田んぼビューになってるところがいい。

大野:グローウェルカフェって?

太田:志摩イオンのあたりにあって。みなさんお気に入りとかあります?

指方:bbbカフェとかよく行く。

山部:芥屋の海沿いのね。

指方:駐車場が充実してるし、ゲストハウスが併設してて、ショップもある。海も見えて、割と静かなんですよ。ガヤガヤしてないから。

大野:前の海に駐車場がなくて、あまり人が入らないからね、だから海に誰もいない。

太田:へぇー、今度行ってみよ。

指方:海沿いの、桜井の方行くと何かガヤガヤしてて。若い人が多いから、芥屋エリアの方が落ち着く。

太田:桜井の方といえば、糸島来たばっかりのときに、真夏にテンション上がってカフェで作業しようと思って、一番有名なサンセットカフェに1人でパソコン持ってテラスで作業してたらパソコンめっちゃ熱くなって、外で作業するのはヤバいって速攻中に席変えてもらった(笑)

一同:あはは(笑)

大野:海見て作業したいって、すごいわかる。気持ちよさそうだなって。

山部:深江のTAISHO COFFEE。糸ラボに出会う前はあそこで作業してた。

大野:あのコミニュティエリアのwifiといえばあそこ、みたいなのはある。他にないから、みんなTAISHOさんに行く(笑)

山部:けっこう人に会うんですよ。みんな作業してる。糸ラボに出会う前は一人で寂しすぎて、そこに行って人と触れ合いたくて。大野さんはどういうところに出没してる感じですか?

大野:私はPC作業じゃなくて、人と会ってイベントを企画したり、やりたいことを話すことが多いので、景色とかじゃなく、割と落ち着いて話せる場所が多いかな。ひるねこさんって知ってますか?ヴィーガンのカフェで、一貴山駅の近くで駐車場もあるし、作業とかもできる。店主さんが自分達でDIYして作ってて、猫ちゃん大好きで。

指方:本読みに行くのにちょうどいいですよね。

大野:あそこもすごいいろんな人が来る。あと、お茶するのですごくいいなっていうのは、福吉のぎゃらりふがくさん。

山部・指方:あーーー、私も大好きです。

大野:値段も安いし、中の雰囲気もめちゃくちゃ良いですね。ふがくさんはすごい好き。

指方:あそこは行きたくなる。本当にのんびりできる。

大野:店主さんの趣味でバラ園とかもやられてて。あと、その近くのりたさん(※わかまつ農園 お菓子と暮らしの物りた)もよく行く。野菜ピザをテイクアウトして帰ったりとか。

移住して家賃が10万から3万に

山部:糸島に来る前と後で、住環境はよくなりました?

太田:もちろん。もう戻れない。なんか心的余裕が違う。うちは子供がいるから、東京だと周りの家への気遣いとか、どこに行くにしても電車で行かないといけないとか、そういうのを含め日々のストレスが蓄積してたと思う。こっちだと全然気にしなくていいから。

山部:前はマンションとかですか?

太田:前はアパートで、目黒区だったから結構密だった。

山部:子育ては気を使いそうですよね。

太田:東京ではしたことないけど、無理やと思う。食生活もそうやし、環境とか、自然とか全然違うと思う。

山部:私は家賃が10万から3万になって、部屋は8畳くらいから12畳くらいに広がりました。

太田:やってる仕事というのは東京とそんなに変わらんわけ?

山部:全然違いますね。東京だと編集の仕事で、今は校正したりとか書いたりとか。でもあんまり仕事してないですよ(笑)

一同:ははははは(笑)

大野:うらやましー。

山部:暮らせるんですよ!糸島だと。

太田:でも仕事が解決できれば、移住を決められる人、多い気がする。

山部:そうですよね。

指方:確かに確かに。

太田:僕とかね、パソコン1個で作業できるから本当にどこでもいいし。人に会わなくてもいいし。会いたくないわけじゃないけど(笑)

山部:大野さんは住環境、どうですか?

大野:もう神奈川に住んでたときの生活はできないよね。向こうにいたときは、こんなに色んな人に会うことなかった。子供が小さくて、家庭をまわすことにしか時間を割けなかったのもあるけど。今は海行きたいって思ったらいけるし、私は出家をしていた時期があるから、龍国寺さんっていう車で10分のお寺に行って坐禅会に参加したり、フェスが好きだから芥屋のサンセットライブに行ったり。人も集まってるし、自分でいろいろ企画できる感じがある。

指方:それめっちゃ大事。

大野:魅力的な人が集まってるのと、そういう人に出会えて自分が関われているのが全然違うなって。そこから刺激受けて、自分がやりたいことが出てくる。「こういうことやっている人がいて、今度これやるらしいよ」「じゃあそこに参加してもいい?」「いいよ」みたいに繋がっていく。

山部:神奈川には地域のコミ二ティがなくて、家族だけになっちゃう?

大野:家族だけにはなりがちなんじゃないかな。自分でも神奈川でコミュニティ作ろうと頑張ってた時期はあるんだけれど、やっぱりみんなすごく忙しい。もちろん糸島でも忙しい人は忙しいと思うんだけど、何かいろんな交わりが自然とできてる。

指方:糸島の忙しさってまた違うよね。余裕がある忙しさっていうか。

太田:東京だと仕事とプライベートを分けちゃう感じあるし、そうしないと集中が作れないという感じはするけどね。こっちは仕事も生活も混ざっちゃってるから。

山部:確かに、それは不思議な感覚だったかも。

指方:確かに、こんなに混ざれるんだって。

山部:だからどんどん仕事がリラックスモードになっていく(笑)

太田:そっから新しい仕事が生まれたりもするしね。プライベートでも付き合いするし、仕事でも付き合いするし。それが好きな人は好きかもね。

指方:うん、そういう生活ね。楽しいですよね。

坐禅会がきっかけでお寺で唄会を開催

山部:そういう地域の繋がりはどういう風にできていったのか、こういうアクションをしたっていうのはあるんですか?

大野:龍国寺さんの存在が大きかった。龍国寺さんは昔から田んぼコンサートとか、沖縄の歌い手さんを呼んで200人規模のライブをされたり、今だと映画の上映会とかもされてて。私が歌のユニットを始めたのも、土曜日の夜の坐禅会に娘と行き始めてからなんです。以前私がSNSで沖縄の歌を歌っていたのを聴いた龍国寺さんに、「坐禅会に来ている方が三線を弾かれるから」と言われて、お寺での唄会を開催させていただくことになって。

太田:糸島のコミュニティってけっこう外の人にオープンだよね。

山部・指方:確かに確かに。

大野:それって近年に始まったことじゃなくて、唐津とか糸島って昔から文化が入ってくる場所で、大陸の玄関なんですよ。古来から人が集まって文化が交わる場所だった。考古学者の原田大六さんによると、平原遺跡(※糸島にある、日本最多の銅鏡が発掘された遺跡)は日本の始まりで、ここから大和朝廷ができたんだって話もあるんですよね。

山部:なるほどなるほど。そういうのがあるんですね。

大野:従来からいた人と、外から来た人でちょっともめたりもあるけど、それはずっと繰り返しているのかなと。なんか集まってくるじゃないですか。ものづくりとか、いろんな食材がとれるからお店もたくさんあるし。跡地とか見てみると、相当昔からそういう場所だったみたい。

山部:太田さんは、どうやって糸島で人脈を広げましたか?

太田:糸島に来てから1年半後に天神のイベントに行ったときに、大堂さん(※糸ラボの運営者)がプレゼンターで、福島さん(※糸ラボの運営者)が参加者の1人だった。初めて糸島人と出会えて、それがきっかけで繋がった。それ以外は自分で調べてて、調べてたらコワーキングスペースとか出てくるけど、そんなに行こうという気持ちにはなってなかった。やっぱり人と会ったら動くね。

指方:確かに。

太田:ネットで調べているだけじゃなくて、会って話してみると行こうってなるっていうか。だから、移住とか検討している人がいれば、まず会ってみたいけどね。

山部:そこの人と合うかってのは大事ですよね。

太田:やっぱり感覚的にね。

山部:私も、東京にいるとき「ゲストハウスいとより(※糸島の深江にあるゲストハウス)」に泊まって、そこの人と話して、合いそうって思ったのが移住のきっかけだから。あとは糸ラボでコミュニティが広がって。指方さんは?

指方:私もたまたま太田さんと同じイベントに行ったのがきっかけで、大堂さんと出会った。

太田:移住してる人って、1回行ってその場で決めましたって人多いよね。もうここに決めましたって人が多い。

山部:多いですよね。私もそうですし。ビビビって(笑)

糸島は巡り出す場所

太田:じゃあ最後に、自分にとっての糸島を一言で言っていきましょうか。

山部:ユートピア。

太田:以上?(笑)

指方:ほんまに一言(笑)

山部:どうですかみなさん?

指方:私は、自分らしくいられる場所。

大野:巡り出す場所だと思う。糸島に移住してお店を開く人もいるけど、来たその日に物件決めて、もう一週間後にはお店開いちゃってるとか、そういうケースもあったり。東京でダンスをやってた方が、ふらっと糸島に来たくなって、私とのイベントで踊ってくださったり。なんか来て感じるものがあって、衝動的に動きたくなる場所なのかなって。

太田:バランスがいい街ですね。仕事だけにはならないし、家庭だけにもならないし、食事も自然も全てがバランスいい。

山部:確かに確かに。

太田:それって結局生活の質を高めるから。何でもそれなりにあるっていうのは幸せなことやなって思いました。

一同:お―――。

太田:それなりにっていってもけっこうクオリティ高いからね。

山部:確かに。糸島、いいところですねえ。

一同:ガッハッハッ(笑)

(完)

編集後記

僕たち私たちの糸島生活自慢座談会、いかがでしたでしょうか?
ちょいちょい「これは自慢になるのか?」と疑問が浮かぶエピソードもありましたが、糸島生活についてなんとなくわかっていただけたのではないかと思います!
今回大野さんから糸島の歴史的な話を聞いて、糸島って昔からこういう場所だったんだな~と不思議な気持ちになりました。
また今回みたいなゆるい座談会もやっていきたいと思います。次回もお楽しみに!

文:山部沙織


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