いとなむ

「糸島ぽんこつ化計画を発動せよ!」名カウンセラーに聞く、糸島が世界一幸せな町になる方法(前編)

こんにちは、「イトフェッショナル」ライターの山部です!

みなさんは、「びわっちさん」という女性をご存じですか?

本名は佐藤美和さん、通称”びわっちさん”。糸島だけでなく全国にクライアントがいる、知る人ぞ知る糸島の名カウンセラーです。

元々はアナウンサーという華やかなお仕事を20年もされていたびわっちさん。畑違いとも思えるカウンセラーに転身した裏には、いったいどんな想いがあったのでしょうか?そして、今後糸島がもっと幸せな町になるために、私たちができることとは?

「イトフェッショナル」デザイナーの指方さんと、2人でお話を伺いました。

びわっち
1972年、長崎県長崎市生まれ。1992年から4年ほどFM長崎のアナウンサーを務めた後、フリーに。2012年にカラーセラピーの講座を受け、心の世界へ。その後、TCエグゼクティブマスタートレーナー、NLPプラクティショナー、アドラー流メンタルトレーナーの資格を取得。2016年に著書『未来のわたしを思い出す〜愛される心のつくりかた〜』(ヒカルランド)を出版。2017年に糸島に移住。カウンセリング・コーチング・コンサル・カラーセラピー・占いや、講座、イベントなどを通して、3,000名以上のクライアントに「現在(いま)を生きる」大切さを伝える。https://lit.link/mtbiwacchi

自信ゼロだったアナウンサー時代

山部:まずは、びわっちさんのこれまでを聞かせてください!指方さんから、びわっちさんに会うといつも色んなことを言い当てられてびっくりすると聞いたんですが、いつからそんなに色んなことがわかるようになったんですか?

びわっちさん:いや、全然何もわからないけどね(笑) 私、30代前半ぐらいまでは、人生が本当しっちゃかめっちゃかだったのよね。

山部:最初はアナウンサーだったんですよね?

びわっちさん:そうそう。長崎の短大を卒業して、そのままFM長崎のアナウンサーになって。好きでやりたいのに劣等感で辞めたくて、毎日せめぎ合ってた。

指方:意外!

山部:アナウンサーとかやる方って、すごい自信があるんだと思ってました。何でアナウンサーになろうと?

びわっちさん:学生時代、FM長崎に学生のラジオ番組があって、アーティストのインタビューコーナーを任せてもらってて。音楽に触れること、番組制作が好きで、そこで仕事してみたいと思って入ったの。

山部:音楽が好きだったんですね。

びわっちさん:でも、私が一番年下で、周りは個性あふれる先輩ばかりで、どんどん自信をなくしていって。そんななか、23で結婚して、子どもができて。会社専属だったのは4年ぐらいで、その後フリー契約。子どもを産んで2週間後には仕事に復帰して。

指方:はやい!

びわっちさん:アナウンサーの仕事は、40歳ぐらいまでの20年ぐらいかな。他にはCMとか結婚式、イベントの司会をやってた。でもずっと自信ないままで。好きなことやってるはずなのに辛い、なんかズレてるっていう感覚がずっとあって、それが心のことを学ぶことにつながっていった。

山部:カウンセリングを受けたりとか?

びわっちさん:いや、たまたまアパレル系の先輩から「私、パーソナルカラーの勉強をしようと思ってる。あなたは、⼼の⽅が向いてると思うから、カラーセラピー(※色彩心理をベースとしたカウンセリング)の勉強したらいいんじゃない?」って言われて、習いに行ってみたら面白かったの。

山部:合ってたってことなんですね。

びわっちさん:そうそう。ここにあるモヤモヤが言語化できるんだみたいな、初めての体験で。30代の前半とかは鬱で、すごい寝込んでた時期で。私の暗黒期なの。

指方:今から想像できない。

山部:それはカラーセラピーに出会って、よくなっていったんですか?

びわっちさん:そうね。子どものときから悩みやすかったけど、なくなっていったね。一瞬考えるのはもともとの気質だけど、それを長引かせなくなった。

世界中の気を治して回るおじさんと、木の声を聴く修行

山部:びわっちさんは「気」とかもわかるんですよね。カラーセラピーを学んでるうちにわかるようになったんですか?

びわっちさん:たぶんもともと敏感だったはずなの。たとえば10年くらい前、山の中の神社に人と行って道に迷ったときに、「ここから先に行っちゃいけない」って、足が止まった場所があって。けど一緒にいた人がそこをばーって入って行っちゃって、私も一歩足が出ちゃった。そしたら帰ってから具合が悪くなって、しばらく寝込んじゃって。その間、家の中に誰もいないのに足音がしたりとか。

山部:なんかついてきたってことですか!

びわっちさん:そうなんだろうね(笑) その頃に出会った人が、中国の風水系を何十年も勉強してる、黄色いTシャツ着て、腕立て伏せを何千回とかやるちょっと変わったおじさんで。そのおじさんから、「今のあなたは、伊勢神宮とか、そういう強い神社に⾏っちゃだめだからね。⾏ったら死ぬよ」って言われて。

山部:怖い怖い!

びわっちさん:寝込んだときに「氣(気)の違いをわかるようになりなさい」って言われて、広島の山の中に連れていかれて。寝袋でお昼寝したりご飯食べたり、木に触って木の声を聞いてごらんとか言われて(笑) 

山部:「うさんくさい」ってならなかったですか?

びわっちさん:私って素直だから、やるって決めたらちゃんとやるの(笑) 「木の声を聴く」っていうのは、木が水を吸い上げる音を聴くっていうことだったり、色んな角度で触って氣の違いを感じることだったりで。歩いてるときも、陰の氣の場所と陽の氣の場所があるから、違いを感じなさいって。

山部:わかるんですか?

びわっちさん:そう。なんか違うのよ。おじさんが「ちょっと歩いて。なんか違うと思ったら止まって」。で、氣が変わったと思って止まったら、「そう!」って言われて。

山部:面白い(笑) 修行みたいな。

びわっちさん:実際、「修行においで」って言われた(笑) 氣って何千年っていうサイクルで移動するらしくて、世界中に龍穴っていう、地球のツボみたいな、氣が集まる場所があるの。そこを人間がコンクリートで固めたりすることで弱っていっちゃうから、おじさんが治して回ってるんだって。おじさんの部屋には世界地図があって、行った場所にばーってピンが刺されてて。

指方:面白い。どうやって治すんだろう。

山部:マンガみたい(笑) 

びわっちさん:今聞くと不思議な感じだけど、昔はそういう自然の力を感じて癒す人ってたくさんいたんだと思う。

壱岐の月読神社から巡り始めた運命

山部:その後、2017年に糸島に移住されるんですよね。どうして糸島に住むことにしたんですか?

びわっちさん:最初から「糸島に住もう!」って決めてたわけじゃなくて、ちょっと不思議な流れがあって。2016年11⽉に壱岐に旅行したとき、 ⽉読神社に到着した瞬間に、友達から「⼤丈夫?」って連絡がきたの。何かと思ったら、博多で⼤きな陥没事故があって。けっこう大きいニュースになったんだけど、覚えてる?

山部:ありましたね~!!

びわっちさん:私がちょうどその頃、博多のマンションに引っ越そうとしてたから、心配してくれて。陥没事故の原因は地下鉄の延伸工事だったみたいなんだけど、実は私の契約したマンションの前でも、延伸⼯事をやってて。「なんか嫌だなあ」って思ったとき、「うちを借りてくれたらいいのに」って前に⾔ってくれたクライアントさんの顔が浮かんだの。そのクライアントさんは糸島に家を建てて半年で、沖縄に住みたいって本音に気付いて、沖縄に移住しようとしてたんだけどね(笑)

指方:そんなことあるんですね(笑)

びわっちさん:すぐに連絡して、壱岐から帰ったその足で家を見せてもらいに行ったの。そこに住むことにしたのが、糸島移住のきっかけ。

山部:すごい話だ。

びわっちさん:最初に打診してくれたときは断ってたから、陥没事故が起きなければ住んでなかったんだよね。さらに不思議なのが、壱岐の月読神社には「月延石」っていう石があるんだけど、言い伝えでは元々筑紫にあったものが落雷で3つに割れて、壱岐の月読神社、京都の月読神社、糸島の鎮懐石八幡宮に祀られたんだって。

山部:糸島に来る運命だったのかもしれないですね…。

指方:運命感じる!

糸島はぽんこつが集まってくる場所

山部:カウンセラー視点で見たとき、糸島がさらに幸せな町になるために、私たちができることって何だと思いますか?

びわっちさん:私は「糸島ぽんこつ化計画」を推進したいと思ってて。

山部:ぽんこつ化計画??

びわっちさん:私、糸島って普通の視点から見ると「ぽんこつ」って思われちゃうような人が集まる場所だと思ってるのね。たとえば1号車から6号車までの電車があったとして、数字が大きくなるほどぽんこつ度が上がるとするじゃない?糸島には5号車とか6号車の人が多いと思う。ちなむちゃん(指方さん)は5号車で、さおりちゃん(山部)は6号車かな。

山部:私、6号車なんですね…(笑) でも、「ぽんこつ」って言われたらムッとする人もいますよね?

びわっちさん:ぽんこつっていうのは、「天然」みたいな意味。どんなに優秀な人でも、抜けてるところってあるじゃない?それを「失敗しないように」「弱みを見せないように」っていつも気を張ってたらすごくしんどいし、周りも近づきにくいよね。

指方:確かに。

びわっちさん:世の中にはそもそも、根っからの1・2号車の人ってそんなにいないんじゃないかと思うの。みんな無理して社会に合わせて、デキる人でいなきゃ生きていけないって、頑張って1・2号車のフリをしてる。

指方:わかる~!

山部:私も会社にいたときは完全にそうだったな。全然隠せてなかったけど…。

びわっちさん:私も相当ぽんこつだから、1年の中で動ける日がすごく少ないの。雨の日は苦手だし、寒くてもうまく動けないし、それを引いていったら、自分が動ける日はちょっとしか残らなくて、その中でできることを考えようって生きてるのね。

指方:そうだったんですね!私もわかるなあ。

山部:糸ラボ(※このブログを運営しているシェアオフィス「糸島よかとこラボ」)の運営メンバーとかコミュニティマネージャーも、ぽんこつが多いと思うんですよ!

びわっちさん:ちなみに、大堂さん(※糸ラボ運営メンバー)も6号車だと思う(笑) 私のイメージでは、最初糸ラボができたてのときって、もっとデキる人が多いイメージだったの。だけど、だんだんみんなのぽんこつなところが見えてきて、そうじゃないんだなって。ぽんこつが見えるにつれ、入居者が増えて盛り上がっていってるように見える。

山部:糸ラボはぽんこつを出すことで無意識にブランディング(?)をしていたのかもしれませんね…。

指方:親しみやすくて入りやすいみたいなね。

びわっちさん:割とみんな、自分にとって変えられないところを変えようって頑張ってるじゃない?社会的に見たらぽんこつって思っちゃうかもしれないけど、でもそれは本当はすごいギフトだから、変えようとしなくてよくて。完璧な人間なんていなくて、みんなダメなところや弱いところがある。自分のぽんこつな部分を受け入れて生きるだけで、すごく生きやすくなる。私は糸島にそういう人を増やしたいなって思ってるの。

山部:本当にそうですね…。めちゃくちゃいい話を聞きました!糸島ぽんこつ化計画、ぜひ広めていきましょう!!

編集後記

びわっちさんインタビュー、いかがでしたか?

みんなが安心して自分のぽんこつをさらけ出せたら、きっと糸島は世界一幸せな町になれると思います!

まずは自分から…ということで、私も早速ぽんこつを出した記事を書こうと、インタビューの裏話を後編でお送りします。実は今回の記事は元々インタビュー企画ではなく、「びわっちさんプレゼンツパワースポット巡り企画」の予定でした。ただ、道中のびわっちさんの話があまりに面白く有意義だったため、インタビューをメインにすることに。食事中や歩行中に不意にめちゃくちゃいい話をされるので、「あの話録音してないけどめっちゃいい話だから記事に入れたい…」と、必死に記憶の断片を拾い集めながら書きました(笑)

紆余曲折あった企画の裏側、並行して行われていた糸島パワースポット巡りの模様など、気になる方は後編をご覧ください♪

<後編につづく>
https://itofessional.com/2022/05/19/talk-10/



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